なぜ人は、笑顔に弱いのか?笑顔を戦略的に使え!
なぜ人は、笑うのであろうか?
面白いから。
そうそう。
もちろんそれもあるであろう。
では、ここであなたに質問があるのだ。
赤ちゃんについて考えてみようではないか。
赤ちゃんは、いつも笑っているのは周知の事実である。
では彼らはなぜいつも笑っているか考えたことはおありか?
お母さんの顔が面白いから笑っている?
そんな馬鹿なことはないであろう。
じゃお母さんが、冗談を言って笑わしているのであろうか?
これも考えにくい。
赤ちゃんの笑いの正体は……。
私は、この現象をこうとらえている。
笑いの正体は、ボンディングであると。
えっなになにと思われたことであろう。
聞きなれない言葉であるから。
これは、日本語で言うと、つながり、きずな、連帯のことである。
赤ちゃんは、お母さんとつながりたいと感じて微笑んでいるのだ。
わかりにくいであろうか。
もう少し突っ込んでお話をしよう。
赤ちゃんは、本能的に知っているのだ。
笑いによって自分が、かわいがられそして手厚い保護を受けることができることを。
赤ちゃんは、無力である。
お母さんの庇護がなければ、立ち行かないということを遺伝子レベルで知っているのである。きずなを求めて笑っているのだ。
もう少し身近な例で説明しよう。
こんな光景をみたことはないであろうか。
商人が、お客様の前で笑っている場面である。
今ならさしずめショップの店員さんが、お客様の前で見せる所謂あいそ笑いである。
あれは、おもしろくて笑っていると思う人は、いないはずだ。
まさに笑うことによって共感を感じてもらおうと潜在的に思っているのである。
人は、その人に取り入りたい、共感を感じてほしい、好かれたいと思う時に笑うのである。
笑いの前では、どんな人も無力になってしまうことを細胞レベルで理解しているとしか考えられないのだ。
人は、自分に微笑みをかけてくれる相手に表だって反論できなくなってしまうのだ。
心理学的にも証明されている事実なのである。
今あなたは、笑いの正体を知った。
これを戦略的に使うかどうかは、あなたの判断にゆだねたいのである。
逆にほほ笑んで近づいてくる相手は、笑いに隠された要求はなんなのかを考えることも必要になるだろう。
すべての場合が、なんらかの意図をもっているものとは、思いたくはないが…….
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