交渉の前提に友好関係があることを忘れるな…
どんな交渉術をもってしても説得出来ない時がある。
それは、相手との友好関係もしくは信頼関係がない場合だ。
これは、相手が既知の相手であろうと初対面の相手であっても同じである。
交渉の相手が、まったく嫌いな、もしくはなんとなく合わない等と感じた場合は、
相手も同様に考えているので、そもそも聞く耳を持たないのである。
聞く耳を持たないのであるから、どんなに素晴らしい提案をしても無駄である。
少なくとも交渉の際には、友好的にあいての立場、スタンスを理解することに努めることだ。
ある著名なアメリカのセールスマンは、彼は世界一自動車を売る男としてギネスにも登場するほどなのだが、自分のお客様や見込み客に送る手紙(DM)にぬけぬけとこう書くのだという。
「私は、あなたを愛しています」
すごいとは思わないか。
彼はこういうDMを定期的に送って友好関係を継続させるのだ。
これなどは、交渉の前提に友好関係を作っておくという典型的な例であろう。
お客様にすれば、なんと大げさなと思いつつも悪い印象は、もてないのである。
これなどは、人間の心理を読んだ心にくい行動ではないか。
交渉の大前提は、いかに友好関係を演出するかなのである。
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