通関時に必要な書類とは?

あなたが発掘し、契約した商品がいよいよ日本の港に到着したとする。


しかし、海外から輸入した商品は、すぐには国内に持ち込めない。
通関があるからだ。
でも、大丈夫。ここであなたがエネルギーを使う必要は一切ない。



通関のプロである通関士に任せてしまえるからである。
あるいは、通関業者まで兼ねたフォワーダーに頼んでもいい。

通関は、自分でできないこともないが、現実的には手続きが複雑で、専門的な知識も必要になる。
煩雑な事務手続きは、できるだけ専門家に任せてしまうことが、費用対効果の側面からも望ましいのだ。


しかし、通関業者に通関を任せるにあたって、あなたは必要な書類をいくつか用意しなくてはならない。
それが次に挙げる書類である。


①インボイス (送り状、仕入れ書、納品・請求書)

②パッキングリスト (梱包明細書)

③運送書類(B/L=船荷証券、空輸の場合はAWB=航空貨物輸送状) ※原本

④保険証券

⑤原産地証明書(フォームA) ※原本


この中で、B/L(船荷証券)とフォームA(原産地証明書)は原本である必要がある。

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ジェトロ認定貿易アドバイザー(現AIBA認定貿易アドバイザー)大須賀祐が輸入ビジネス®に関する知識をまとめたブログです。 プロフィール http://importpreneurs.com/profile/ セミナー案内 http://importpreneurs.com/seminar/kiso/

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