独占販売権のメリット・デメリットとは
それでは独占販売権をあなたが獲得した際、どんなメリットがあるのかを挙げてみよう。
① 自由に価格設定ができるうえ、値崩れしない
あなたが輸入している商品は、他社が販売していない。
当然、他社があなたの決めた値段を崩しようがないのである。
② 商品の知名度アップが、自分の会社の知名度アップにそのままつながる
もしも独占販売権を獲得しないで商品を輸入した場合、宣伝をすればするほど、それが他社の商品の広告になってしまうことがある。
ところが独占販売権を獲得していれば、商品の知名度アップが、そのままあなたの会社、あるいはあなたの名前の知名度アップにつながるのである。
知名度が上がることで、あなたの会社は社会において信頼を勝ち取り、今後の輸入ビジネスもスムーズに展開する。
独占販売権って良いことばかりなんですね?
あなたはこんなふうに感じるだろう。
実際、メリットは計り知れないし、この権利なくして個人で輸入ビジネスを継続的に展開することは困難だと断言してよい。
第一、自分で価格設定ができなければ、輸入ビジネス特有の醍醐味、うまみがなくなってしまうからだ。
しかし、独占販売権を手にしたからには、当然、メーカーに対するあなたの責任は大きくなる。
場合によっては、ギャランティ (売上保証)を課せられることもある。
ギャランティを課せられた時には、「この数字を1年間のターゲット(目標)にしよう」と言って回避することだ。
ターゲットであれば、ギャランティと違い、あくまでも目標なのでそれを達成しなくてもペナルティはないのである。
ギャランティにしてしまうと、達成できない場合、ペナルティを払わなくてはならなくなるであろう。
だからと言って、ギャランティを課せられたらどうしよう、などと不安になる必要はない。
わざわざ日本で自分の商品を売ってくれるという業者に対して、最初からシビアにギャランティを課すことは稀(まれ)だし、結局のところ、人間対人間。
あなたが知恵と努力を惜しまないことを示せば、「共に売っていこう」という雰囲気になるものなのだ。
あなたが独占販売権を獲得した商品が大当たりしたらどうなるだろう?
利益はすべてあなたのものになる。
こんなにフェアで、こんなに夢のあるビジネスはなかなかない。
あなたの喚覚、才覚次第で、ビッグチャンスを掴むことが可能なのだから。
輸入ビジネスは宝探しゲーム。
チャンスが目の前にあまた転がっているからこそ、最高に面白いのである。
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